ウルトラワイドディスプレイ 【ウルトラワイドモニター】 ultrawide monitor
概要
ウルトラワイドディスプレイ(ウルトラワイドモニター)とは、ディスプレイ装置の製品区分の一つで、いわゆる「ワイド型」(ワイドディスプレイ)よりもさらに横長の画面形状になっているもの。アスペクト比が横21:縦9など、横が縦の2倍以上になっているものをこのように呼ぶことが多い。2000年台頃までは、テレビ受像機、コンピュータディスプレイ共に画面のアスペクト比4:3や5:4など比較的縦方向に長い形状の表示装置が一般的だった。その後、デジタルテレビ放送が16:9を採用し、これに合わせてHD解像度の動画コンテンツなどが増えると、表示装置もこれに近い比率の「ワイドディスプレイ」(ワイドモニター)が一般的となった。
ウルトラワイドディスプレイはこれを更に横長にした表示装置で、2560×1080ピクセル(アスペクト比21:9)など極めて幅が広い形状となっている。コンピュータの表示装置として用いた場合、幅広いデスクトップ画面が表示されるため、ゲームや動画の臨場感や没入感を高めたり、ソフトウェアのウィンドウを左右に並べて同時に表示・操作するのに役立つ。
(2022.5.8更新)