アクティビティ 【activity】
概要
アクティビティ(activity)とは、「活動」という意味の英単語。ITの分野では、人間の行動や作業、業務手順の単位、システムや回線の稼動状況などの意味で用いられることが多い。一般の外来語としては、観光・レジャーで体験プログラムなどを指す用例がよく知られる。操作履歴
コンピュータやソフトウェア、オンラインサービスなどでは、利用者によるシステム上の様々な操作や行動を総称してアクティビティということがある。システムによっては操作を逐一記録しておき、後から履歴として一覧・参照することができる機能が提供されていることもある。
手順・作業
システム開発などの分野では、業務において意味のあるひとまとまりの作業や工程、手順のことをアクティビティということがある。UMLでは業務の流れなどを図示する方式として「アクティビティ図」が規定されている。より小さな単位として、個々の動作や作業を表す「アクション」(action)を用いることもある。
システムの活動
システム運用などの分野では、実行中のソフトウェアの稼働状況や、その引き起こす様々な事象(イベント)、システムに加えられた設定などの変更、外部との通信や入出力などを総称してアクティビティという場合がある。
(2023.7.31更新)
関連用語
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 経済産業省 中国経済産業局「中小企業 IT/IoT導入ロードマップ」(PDFファイル)にて引用 (2018年2月)