アクティビティ 【activity】

概要

アクティビティ(activity)とは、「活動」という意味の英単語。ITの分野では、人間の行動や作業、業務手順の単位、システム回線の稼動状況などの意味で用いられることが多い。一般の外来語としては、観光・レジャーで体験プログラムなどを指す用例がよく知られる。

操作履歴

コンピュータソフトウェア、オンラインサービスなどでは、利用者によるシステム上の様々な操作や行動を総称してアクティビティということがある。システムによっては操作を逐一記録しておき、後から履歴として一覧・参照することができる機能が提供されていることもある。

手順・作業

システム開発などの分野では、業務において意味のあるひとまとまりの作業や工程、手順のことをアクティビティということがある。UMLでは業務の流れなどを図示する方式として「アクティビティ図」が規定されている。より小さな単位として、個々の動作や作業を表す「アクション」(action)を用いることもある。

システムの活動

システム運用などの分野では、実行中のソフトウェアの稼働状況や、その引き起こす様々な事象(イベント)、システムに加えられた設定などの変更、外部との通信入出力などを総称してアクティビティという場合がある。

(2023.7.31更新)

この記事を参照している文書など (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる