WIA 【Windows Imaging Acquisition】
概要
WIA(Windows Imaging Acquisition)とは、Windows上のソフトウェアでイメージスキャナなどから画像を取り込むための標準仕様を定めた規格。2000年に米マイクロソフト(Microsoft)社がWindows Meに組み込んだもので、以降のWindowsは標準で対応している。USBやIEEE 1394などでコンピュータに接続されたイメージスキャナやデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどと通信し、画像や動画を取り込むことができる。
スキャナなどを接続する標準仕様にはTWAINが使われてきたが、TWAINの利用には機種やメーカーごとに専用のアプリケーションソフトが必要だった。WIAはWindows標準の機能であり、機種ごとのデバイスドライバがあれば様々なソフトウェアから画像の取り込み処理を利用できる。機能や仕様はTWAINより簡素なため、スキャナなどで複雑な設定や操作を伴う取り込みは行えない。
(2018.4.20更新)