読み方 : エスイーエム

SEM【Search Engine Marketing】サーチエンジンマーケティング

概要

SEMとは検索エンジンを通じて自社サイトへの集客や成果獲得を目指すマーケティング手法。検索連動型広告リスティング広告)の出稿と検索エンジン最適化(SEO)が代表的な手法で、ランディングページ最適化(LPO)などを含める場合もある。
SEMのイメージ画像

SEMが対象とするのは、検索エンジンで情報を能動的に探しているインターネット利用者である。テレビや新聞などのマスメディア広告のように不特定多数への訴求は難しいが、自社の製品やサービスに関連するキーワードで検索を行っている利用者、すなわち、関心や購買意欲の高い見込み顧客に直接アプローチできる。

検索連動型広告は、利用者が検索を行った際に、設定したキーワードと関連する広告を検索結果ページ(SERP)上に表示する手法である。費用は表示回数ではなくクリック数に応じて発生するクリック課金方式が一般的で、Google広告やYahoo!広告などのプラットフォームを通じて出稿する。掲載順位は入札単価だけでなく、広告文やランディングページの関連性・有用性なども考慮して決まる仕組みを採用する検索エンジンが多い。

検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)は、検索エンジンWebページを評価する仕組みに沿ってサイト構造やコンテンツを改善し、自然検索での上位表示を目指す施策である。クリックに対して直接の費用は発生しないが、効果が安定するまでに時間を要する。検索連動型広告とSEOはそれぞれ特性が異なるため、組み合わせて運用されることが多い。

SEMの対象範囲は論者によって異なり、検索連動型広告のみを指す場合もあるが、一般にはSEOを含めた検索エンジンを活用するマーケティング活動全体を意味することが多い。近年では検索エンジンAIによる要約表示や対話型検索機能を導入するようになり、検索結果の表示形式は変化しているが、検索を通じて利用者の需要と情報を結び付けるというSEMの基本的な考え方に変化はない。

(2026.7.7更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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