RIR【Regional Internet Registry】地域インターネットレジストリ
RIRとは?

IPv4アドレスやIPv6アドレス、AS番号などの識別番号がインターネット上で重複しないよう管理・割り当てを行なっており、世界的な調整は「ICANN」(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)という国際団体の「IANA」(Internet Assigned Numbers Registry)部門が担当している。各RIRはこれらの資源を大きなブロック単位で委託されている。
RIRは域内のインターネットサービスプロバイダ(ISP)事業者などの申請に基づいて自らの管理するブロックの中から番号資源の割り当てを行う。多くのRIRは各国・地域を管轄する「NIR」(National Internet Registry:国別インターネットレジストリ)へ割り当て業務を移譲している。
RIRが扱う番号資源のうち、IPアドレスはインターネットに接続された機器を識別するための番号であり、世界中で重複が生じないよう管理しなければならない。AS番号は複数のネットワークをまとめた「自律システム」(AS:Autonomous System)を識別する番号で、インターネット上の経路制御に用いられる。RIRはこれらの申請受付、割り当てのほか、登録情報を収録した「WHOISデータベース」の運営も行っており、ネットワーク管理やセキュリティ調査などで広く参照されている。
各ブロックのRIR
当初は世界を3ブロックに分け、南北アメリカ大陸・アフリカなどを担当する「ARIN」(American Registry for Internet Numbers)、アジア・太平洋地域を担当する「APNIC」(Asia Pacific Network Information Centre)、ヨーロッパ・中東などを担当する「RIPE NCC」(Réseaux IP Européens Network Coordination Centre)の3団体が置かれた。
後に、ARINから中南米を担当する「LACNIC」(Latin American and Caribbean Internet Address Registry)、アフリカを担当する「AfriNIC」(African Network Information Center)が分離・独立した。日本はAPNICの管轄地域に含まれ、NIRである「JPNIC」(日本ネットワークインフォメーションセンター)がAPNICから資源の割り当てを受けている。