CCNP 【Cisco Certified Network Professional】

概要

CCNP(Cisco Certified Network Professional)とは、大手ネットワーク機器メーカー、シスコシステムズ(Cisco Systems)社による技術者認定資格の一つで、専門家として中級レベルに位置づけられるもの。名称や認定内容は世界共通で、日本では日本語で受験することができる。

もともとのCCNP資格は同社製ルータスイッチを用いて大規模ネットワーク構築運用ネットワーク間の相互接続(インターネットワーキング)をうための知識や技能を認定する。下位の資格としてCCNACisco Certified Network Associate)が、上位の資格としてCCIECisco Certified Internetwork Expert)がある。

2015年の制度改訂によりCCNAなどと同様、従来のCCNP資格は「CCNP Routing and Switching」と呼ばれる一分野の資格に再編された。「CCNP」自体は各分野の資格の総称(「CCNP」という資格は存在しない)となったが、旧CCNPを受け継ぐRouting and Switching資格が最も人気で受験者・取得者が多いカテゴリであるため、現在も単にCCNPといえばこれを指す場合がある。

数次に渡る改訂により分野ごとに資格が細分化されており、Routing and Switching以外にも「CCNP Security」「CCNP Cloud」「CCNP Wireless」「CCNP Data Center」「CCNP Service Provider」「CCNP Collaboration」(旧CCNP VoiceおよびCCNP Videoを統合) が設置されている。

(2018.4.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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