コラボレーション【collaboration】

概要

コラボレーションとは、複数の人や組織が共通の目的のために協力して作業や創作を行うこと。また、その結果生み出された成果物を指す場合もある。クリエイター同士の共作、企業同士の協業など、所属や業界をまたいだ連携を指す用例が多い。IT分野では、グループ内で情報を共有しながら業務を進めることを意味する。
コラボレーションのイメージ画像

一般的には、メディア作品の共作や企業の商品開発おける協業などをコラボレーションと呼ぶことが多く、俗に「コラボ」と略されることもある。例えば、独立して活動する音楽家同士が共同で楽曲を制作したり、異業種の企業が共同で製品やサービス、ブランドを展開することなどが含まれる。

あるゲーム作品に別の作品のキャラクターが登場する企画や、飲食チェーン店が人気アニメ作品と連携した限定メニューやキャンペーンを展開する例も該当する。それぞれが持つ知名度や技術を組み合わせ、単独では生み出せない付加価値を作り出すことを目的に実施される。

IT分野では、組織内のチームメンバーや外部の関係者が、ネットワークやソフトウェアを介して連携しながら業務を進める行為を指す。具体的には、文書やファイルの共同編集、チャットによる連絡、ビデオ会議、スケジュールやタスクの管理などが含まれる。従来は電子メールや社内掲示板による非同期的な情報共有が中心であったが、こうした業務はクラウドサービスの普及により形を変えてきた。

これらを支援するアプリケーションやサービスは「コラボレーションツール」と総称され、SlackMicrosoft TeamsGoogle Workspace、Notionなどがよく知られる。複数人が同時に同一のファイルを編集できる共同編集機能や、更新内容の即時反映、履歴管理などの機能を備え、時間や場所に依存しない業務遂行を実現している。リモートワークの普及に伴い、地理的に離れたメンバー同士でも円滑に共同作業を進められる環境が整い、社内だけでなく社外の取引先やフリーランスとの連携にも活用範囲が広がっている。

(2026.6.19更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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