モバイルノート 【ultraportable PC】 サブノート / subnotebook PC

概要

モバイルノート(ultraportable PC)とは、B5版程度の大きさの薄型、軽量のノートパソコン製品。持ち運びを重視した設計で、バッテリー駆動時間も長い。

ノートパソコンには形状や性能などで様々な製品カテゴリーがあるが、折りたたみ時の専有面積(フットプリント)がおおむねB5用紙程度の広さとなる製品がこのように呼ばれる。画面やキーボードは小さく、筐体設計は薄さや軽さを重視した製品が多い。省電力性やバッテリー容量にもこだわり、長時間使用可能な点をアピールする製品も多い。

機能や性能は制約されることが多く、画像編集など高速な処理性能や大容量の記憶装置が必要な処理には向かない。また、光学ドライブなども外付けなのが一般的で、接続端子の種類や数も限られていることが多く、機能を補うための据え置き型の拡張機器(ドッキングステーション)が付属する製品もある。

他のコンピュータとの接続・連携を想定した仕様となっている場合が多く、外出先で自宅や勤務先のデータを参照したり、いつもと同じ操作環境を再現するといった補助的な役割を果たすことが多い。上級ユーザー向けに単体で運用できるよう、高解像度ディスプレイや高性能CPU、大容量RAMを備えた高級機種もあり、筐体の大きな製品より高額となる。

(2024.6.12更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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