プリントサーバ【print server】
概要

イーサネットやWi-Fi(無線LAN)による構内ネットワーク(LAN)に接続する機器の一つで、同じネットワーク上にあるパソコンなどの機器から印刷の依頼を受信し、USBケーブルなどで直接接続されたプリンタへ取り次いで印刷を行う。
印刷中に同じ機器から次の印刷要求が来た場合や、別に機器から印刷要求が来た場合には、データを受信して一時保管し、到着順に印刷していくスプール機能も備えている。これにより、コンピュータ側は印刷処理の制御をプリントサーバに任せることができ、印刷待ちで次の処理が進まなくなる事態を避けることができる。
1990年代から存在する機器で、当初はオフィスのネットワークに繋がれた汎用のサーバコンピュータにプリンタ制御用のソフトウェアを導入してプリントサーバとしていた。次第に小型の専用機器が販売されるようになり、さらに小型化が進んでプリンタのケーブル接続口に差し込む変換アダプタのような装置が一般的になった。
現在では、家庭内LANの普及により一般家庭でも複数の端末でネットワークを構築するのが当たり前になったため、家庭向け機種を含むほとんどのプリンタにLAN接続機能とサーバ機能が内蔵されるようになり、単体のプリントサーバを用いることはほとんどなくなった。