キーキャップ 【keycap】

概要

キーキャップ(keycap)とは、キーボードの個々のキーの上部にあるプラスチック製の覆いのこと。上面のキートップに文字や機能が刻印されており、指で押し込むとその文字や機能が入力される。

キーボードの内部には、各文字に対応する信号を入力するためのキースイッチが並んでいる。各スイッチにはバネやゴムなどが仕込まれており、下向きの力を加えなければ自然に元の状態に戻るようにできている。

このキースイッチの上に被せるように固定されているのがキーキャップで、操作時に指が触れる部分となる。下に膨らんだ台形のような形が一般的で、文字の刻印された上面のキートップは中心が窪むようにわずかに湾曲していることが多い。

デスクトップ向けの単体のキーボードでは、取り外して清掃したり、別に買ってきたものに交換したりできるようになっていることが多い。キーキャップのみを製造・販売しているメーカーや販売店もあり、様々な色、素材、刻印の製品から選ぶことができる。

(2023.2.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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