アレイ【array】

概要

アレイとは、配列(する)、整列(させる)、大群などの意味を持つ英単語。同種の要素が一定の規則に従って並べられている状態や構造を指す表現である。
アレイのイメージ画像

ストレージの分野では、「ディスクアレイ」(disk array)がよく知られている。複数のハードディスクSSDをまとめて一台の記憶装置として扱う構成であり、RAID(Redundant Array of Independent Disks)技術と組み合わせることで、冗長性や読み書き速度の向上を実現することができる。企業のストレージシステムやNASなどで標準的に用いられる。

半導体設計の分野では、「ゲートアレイ」(gate array)という用語がある。半導体基板上に汎用的な論理ゲートを規則的に配置しておき、後工程の配線設計でカスタム回路を実現する製造方式を指す。FPGAもアレイ状に配置されたプログラマブルな論理ブロックを持ち、末尾の「A」は「Array」の略である。

プログラミングの分野では、複数のデータを連続的に並べたデータ構造を英語で “array” というが、これは日本語では「配列」(配列型配列変数)という定訳があり、他分野のように外来語として「アレイ」と呼ぶことはない。いくつかの言語では配列変数を宣言する型名などとして “Array” の語が用いられる。

他の辞典等による「アレイ」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。