アレイ【array】
概要
アレイとは、配列(する)、整列(させる)、大群などの意味を持つ英単語。同種の要素が一定の規則に従って並べられている状態や構造を指す表現である。

ストレージの分野では、「ディスクアレイ」(disk array)がよく知られている。複数のハードディスクやSSDをまとめて一台の記憶装置として扱う構成であり、RAID(Redundant Array of Independent Disks)技術と組み合わせることで、冗長性や読み書き速度の向上を実現することができる。企業のストレージシステムやNASなどで標準的に用いられる。
半導体設計の分野では、「ゲートアレイ」(gate array)という用語がある。半導体基板上に汎用的な論理ゲートを規則的に配置しておき、後工程の配線設計でカスタム回路を実現する製造方式を指す。FPGAもアレイ状に配置されたプログラマブルな論理ブロックを持ち、末尾の「A」は「Array」の略である。
プログラミングの分野では、複数のデータを連続的に並べたデータ構造を英語で “array” というが、これは日本語では「配列」(配列型、配列変数)という定訳があり、他分野のように外来語として「アレイ」と呼ぶことはない。いくつかの言語では配列変数を宣言する型名などとして “Array” の語が用いられる。