フレームバッファ 【frame buffer】

概要

フレームバッファ(frame buffer)とは、コンピュータ内部で一画面分の表示内容を丸ごと記憶しておくことができるメモリ領域やメモリ装置のこと。

画面に何かを描画する際にはまずソフトウェアがフレームバッファの内容を書き換え、その内容を一定のタイミングでディスプレイなどの表示装置に転送することで画面上に更新が反映される。これにより、描画処理の過程やその途中の状態が利用者の目に触れることを防ぐことができる。

メインメモリ(RAM)の一部に専用の領域を確保してフレームバッファとして使用する場合と、専用のメモリ装置を使用する場合がある。ビデオカードなどに内蔵されているビデオメモリVRAMVideo RAM)のことをフレームバッファと呼ぶ場合もある。

(2020.1.28更新)