USBマウス 【USB mouse】
概要
USBマウス(USB mouse)とは、コンピュータのUSB端子(USBポート)にコネクタを差し込んで接続するマウス。パソコンなどでよく用いられるもので、現在ではほとんどがUSB接続となったため、他方式と比較する文脈以外でわざわざこのように呼ぶことは少ない。有線式の場合はケーブルの先端がUSBコネクタとなっており、これをコンピュータ筐体に設けられたUSBポートに挿入して接続する。ケーブルはコンピュータ本体との通信のほか、電力供給(USBバスパワー)の役割も兼ねている。
また、無線(ワイヤレス)式の一部にもUSBを利用するものがあり、コンピュータ本体のUSBポートにレシーバーを挿入し、これがマウスと無線通信する。コンピュータ本体側からはUSBマウスとして認識され、Bluetooth接続のように本体側に無線通信機能や特別なドライバソフトなどがなくても利用できる。
1990年代後半にUSB規格が生まれると同時に誕生した方式で、それまで主流だったPS/2ポート接続のPS/2マウスを置き換えて普及した。現在では一般的なパソコン向けのマウスやキーボードのほとんどがUSB接続の製品となっている。
(2023.2.9更新)