読み方 : エスキューライト

SQLite

概要

SQLiteとは、リレーショナルデータベース管理システムRDBMS)の一つで、他のソフトウェアに組み込んで利用することを想定した軽量なデータベースエンジン著作権が放棄されたパブリックドメインソフトウェアPDS)として公開されている。
SQLiteのイメージ画像

他の多くのデータベース管理システムDBMS)が単体で動作するサーバ型のソフトウェアなのに対し、SQLiteは主にアプリケーションソフトに組み込まれてその一部として動作する。ソフトウェア開発者は自らDBMS機能を開発しなくても、SQLiteを組み込めば容易にソフトウェア内にDBMS機能を内蔵できる。

SQL文によるデータベースの操作のほか、トランザクション処理トリガービューなどの機能にも対応している。処理性能や現実的に扱えるデータベースの規模は本格的なDBMS製品に及ばないが、全体で数百KB程度とコンパクトで、携帯機器など記憶容量に余裕のない環境でも軽快に動作させることができる。

SQLiteがデータを読み書きするデータベースは単一のファイルにまとめられ、利用者がメンテナンスなどを行う必要はない。他のシステムにファイルを複製・移動するだけでそのシステムから読み書きが可能となる。ファイルを使わずインメモリデータベースとして動作させることもできる。

データベースにはプログラム内からAPIなどを利用してアクセスできるほか、標準添付のコマンドラインツールにより、オペレーティングシステム(OS)のシェルコマンドプロンプト)などから利用者が直に操作することもできる。外部の開発者によってグラフィカルな操作環境(GUI)も公開されている。

プログラミング言語ではPHPPythonが標準で対応しており、OSとしてはAndroidにSQLiteがあらかじめ組み込まれている。他の多くの著名なプログラミング言語向けのライブラリなどもSQLite側が標準で用意しており、様々な環境に組み込んで使用することができる。

(2026.2.15更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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