G to C 【Government-to-Citizen】 G2C / GtoC
概要
G to C(Government-to-Citizen)とは、行政など公的機関のサービスや手続きなどを電子化し、住民・国民がインターネットなどを通じて利用できるようにすること。また、そのような公共サービスのこと。「B to B」(企業間)「B to C」(企業対消費者)など(電子)商取引の類型を表す略語に倣ってこのように呼ばれるが、G to Cは商取引を表すものではなく、官公庁や自治体などと住民間で行われる申請や届出、手続き、情報提供などのやり取りを電子化・ネット化したものを意味するのが一般的である。
「C」は市民を意味する “Citizen” の略とする場合と、電子商取引の例に倣って “Consumer”(消費者)とする場合、あるいは “Community”(住民コミュニティ)とする場合がある。
これに対し、電子調達や電子入札など行政と企業のやり取りや取引を電子化することを「G to B」(G2B/Government-to-Business)、国の機関と地方自治体の間など、公的機関同士のやり取りを電子化することを「G to G」(G2G/Government-to-Government)という。
(2022.8.8更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 日本技術士会「平成28年度技術士第二次試験問題〔総合技術監理部門〕」(PDFファイル)問題I-1-24選択肢の文言に採用 (2016年7月)