Boot Camp
Macにはオペレーティングシステム(OS)として同社製の「macOS」(Mac OS X)が内蔵されており、通常はこれを利用するが、Boot Campを用いるとこれとは別にストレージ内に専用の区画(パーティション)を設けてWindowsを導入することができる。
macOSを使うかWindowsを使うかは起動時に利用者の操作で決定することができる。互いに相手側のドライブにアクセスしてファイルを読み書きすることはできるが、仮想化ソフトのように同時に両者を動作させることはできない。
Boot CampはWindowsを起動できる環境を整えるだけで、Windowsそのものが同梱されているわけではない。実際にWindowsを利用するにはパッケージ版を別途購入する必要がある。
2006年にMacのCPUがWindowsパソコンと同じ米インテル(Intel)社製のx86系の製品に切り替わったことで実現したソフトウェアであるため、それ以前のそれ以前のPowerPC内蔵モデルや、2020年以降のApple製CPU(M1など)内蔵モデルでは利用できない(WindowsもそれらのCPUに対応していない)。
(2022.6.28更新)