AWS Elastic Disaster Recovery 【AWS DRS】
概要
AWS Elastic Disaster Recovery(AWS DRS)とは、米アマゾンドットコム(Amazon.com)社のクラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)のサービス品目の一つで、災害復旧(ディザスタリカバリ)を迅速に行う仕組みを構築できるもの。災害対策を行いたいサーバ(ソースサーバ)のデータをAmazon EBS(Elastic Block Store)を利用して定期的にレプリケーション(複製)し、障害発生時に特定時点までのデータの復旧(PITR:ポイントインタイムリカバリ)を迅速に行うことができるようにする。
ソースサーバにはAWS Replication Agentというエージェントソフトの導入が必要で、標準ではAWSのAmazon EC2インスタンスを別リージョンで復旧するといった使用法が想定されるが、オンプレミスや他社クラウドサービス上のサーバを対象とすることもできる。
(2023.9.15更新)