AWS Elastic Disaster Recovery 【AWS DRS】

概要

AWS Elastic Disaster Recovery(AWS DRS)とは、米アマゾンドットコム(Amazon.com)社のクラウドサービスAmazon Web Services」(AWS)のサービス品目の一つで、災害復旧(ディザスタリカバリ)を迅速に行う仕組みを構築できるもの。

災害対策を行いたいサーバ(ソースサーバ)のデータをAmazon EBS(Elastic Block Store)を利用して定期的にレプリケーション(複製)し、障害発生時に特定時点までのデータの復旧(PITRポイントインタイムリカバリ)を迅速に行うことができるようにする。

ソースサーバにはAWS Replication Agentというエージェントソフトの導入が必要で、標準ではAWSのAmazon EC2インスタンスを別リージョンで復旧するといった使用法が想定されるが、オンプレミスや他社クラウドサービス上のサーバを対象とすることもできる。

(2023.9.15更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。