AMPU 【Average Margin Per User】

概要

AMPU(Average Margin Per User)とは、通信サービスなどで用いられる業績指標の一つで、加入者一人あたりの粗利益額の平均のこと。

通信事業(特に携帯電話)などの収益性の比較などによく用いられる指標で、サービスの売上金額から、サービスを提供するのにかかった原価を差し引いた金額のことで、調査対象期間中に契約者一人からいくら儲けが出ているかを表す指標となる。

一方、加入者一人あたりの平均の売上高のことは「ARPU」(Acerage Revenue Per User)という。利益を増やすには加入者を増やすか一人あたりの利用料金を増やすかコストを引き下げる必要があるが、通信事業のように成熟した市場では加入者や料金の引き上げ余地は小さいため、収益指標としてコストを加味したAMPUに着目することが多い。

(2023.4.24更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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