.eduドメイン
概要

現在登録できるのは、米国教育省が認定する認定機関から機関全体としての認定を受けた高等教育機関である。大学のほか、2年制のコミュニティカレッジや職業訓練校などの中等後教育機関も対象に含まれる一方、K-12の学校(小中高校)や米国外の教育機関は新規登録の対象外である。
登録するドメイン名は申請機関の名称を適切に表す必要があり、他組織の識別目的や一般名詞のみでの登録は認められていない。審査はEducauseが行い、条件を満たす組織は最大二つまで登録できる。登録には年間料金が発生し、利用規約への同意も必要となる。
.eduドメインは1985年の創設当初、世界各国の教育機関を対象に、厳格な審査を伴わずに発行されていた。1993年には4年制以上の高等教育機関へと登録対象が絞られ、2001年10月にEducauseへ管理が移管された際、米国教育省の認定制度に基づく機関へと要件が改められた。この変更により、米国の認定制度に属さない外国の大学は新規登録の対象から外れる一方、コミュニティカレッジなど4年制以外の中等後教育機関には再び門戸が開かれた。
2001年10月29日より前に登録されたドメイン名は、現行の要件を満たしていなくても「グランドファザー」(既得権)として存続が認められている。この措置により、当時登録された高校や博物館、図書館、研究所、さらには日本の京都情報大学院大学(kcg.edu)など米国外の教育機関のドメインも、現在まで少数残っている。
米国内向けの歴史的なTLDとしては、.eduドメインのほかに連邦政府機関向けの「.gov」、米軍や国防関連機関向けの「.mil」がある。小中高校など大学以外の教育機関は1993年以降、米国の国別ドメインである「.us」配下の名称を利用する運用となっている。公的な審査を経た機関のみが保持できる点で、.eduドメインは信頼性の高い教育用ドメインとして扱われている。