非映画デジタルコンテンツ 【ODS】 Other Digital Stuff / Other Digital Source

概要

非映画デジタルコンテンツ(ODS)とは、映画館で上映される映画以外のデジタル映像作品。遠隔地の行事の様子をリアルタイムに流す生中継(ライブビューイング)と、映画と同じように録画上映されるものがある。

具体的には、音楽コンサートやライブ、スポーツや格闘技などの試合・大会、オペラ、バレエ、演劇、歌舞伎、寄席、お笑いライブ、その他ステージイベントなどが挙げられる。

近年、映画館の映写設備のデジタル化が進み、映画以外の映像でもデジタルデータになっていれば容易に映写できるような環境が整ってきた。また、高速な通信回線の普及により、遠隔地間で大容量のデータを送受信するのが安価で容易になり、空いた上映枠の有効活用や新たな顧客層の開拓を兼ね、映画以外のコンテンツを上映する動きが活発化している。

観客の側でも、世界的なスポーツ大会をスポーツバーや会場以外の競技場に集まって映像観戦するのが一般的になったように、現場と家のテレビの中間的な観賞スタイルとして、同好の士が同じ場所に集って録画や中継を視聴する方式が様々な種類のイベントで普及しつつある。

(2020.3.13更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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