機内モード 【airplane mode】

概要

機内モード(airplane mode)とは、スマートフォンなどの利用モードの一つで、一切の無線電波を発信しないもの。離着陸時の航空機内で必要な機能であるこのように呼ばれる。

機内モードをオンにすると、携帯電話や移動体データ通信無線LANWi-Fi)、Bluetoothなどすべての電波通信機能を停止して通信できないようにする。画面上では旅客機の形のアイコンなどで示されることが多い。

携帯電話基地局との交信が途絶えると基地局探索するために頻繁に電波を発信して多くの電力を消耗するため、そもそも携帯電話のエリア外の場所にいるときは機内モードにすることで無駄な電力の消費を抑えることができる。

また、航空機の制御機器や通信機器に悪影響が及ぶのを防ぐため、離発着時には原則として無線機器の電源を切らなければならないが、一部の国や航空会社では機内モードならば使用が認められている場合がある(日本では2014年9月から可能)。

(2022.6.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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