ペイドメディア 【paid media】

概要

ペイドメディア(paid media)とは、企業などの広報・マーケティングにおける情報メディアの分類の一つで、広告やPRなどの形で既存のメディアの一部を買い取って自社の情報を発信するメディアをペイドメディアという。

企業や商品、サービスについての情報が流れるメディアのうち、マスメディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑記)や、Web上のメディアサイト、ネットサービス、スマートフォンアプリの操作画面、スポーツやイベントへのスポンサー活動などがこれに含まれる。

企業にとっては費用を支払って(pay)広告を掲載してもらうメディアである。企業にとって従来からある存在するメディアだが、インターネットの普及によって生まれた「オウンドメディア」や「アーンドメディア」と対比するために用いられるようになった区分である。

一方、消費者や顧客がブログSNSなどで自社や製品について発信するメディアのことを「アーンドメディア」(earned media)、公式サイトなど企業が直に所有・運営するメディアのことを「オウンドメディア」(owned media)という。ペイドメディアとこれらを2つを合わせて「トリプルメディア」(triple media)という。

(2024.6.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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