イネーブル【enable】enabled
イネーブルとは?
有効にする、可能にする、できるようにする、などの意味を持つ英単語。操作を許可したり機能を有効化するという意味で用いられることが多い。

ITの分野では、機器やソフトウェアの機能や構成要素などを、有効にする、稼働させる、使用可能にするといった意味で用いられることが多い。機能などが有効である状態は過去分詞を用いて “enabled” (イネーブルド)とするが、外来語表記上は区別せずイネーブルという。
対義語は “disable”(ディセーブル、ディザブル、ディスエーブル)で、機能や権限などを無効にする、停止させる、使用できなくする、といった意味がある。また、派生語として、何らかの機能をシステムに追加して有効にするソフトウェアなどのことを「イネーブラー」(enabler)という。
ユーザーインターフェースの分野では、操作不可に設定されていた画面上の操作要素(コンポーネント)を操作可能にすること、また、操作可能な状態をイネーブルと呼ぶことがある。例えば、Webページのフォームのボタン要素にHTMLで指定されたdisabled属性を除去すると、利用者はそのボタンを押すことができるようになる。すべての必須項目の入力が確認され、フォーム送信が可能になった場合などに用いられる。
ネットワーク機器の管理においては、イネーブルはポートを開通させたり機能を有効化させる操作を指す。Ciscoのルータやスイッチでは、no shutdownコマンドを実行することでディセーブル状態のポートをイネーブルにし、通信を開始できる状態へ移行させる。また、特権モードへの移行コマンドは「enable」で、管理者権限での操作が必要な設定変更を行う際の入り口となっている。