MSIファイル
概要
MSIファイルとは、ソフトウェアを導入(インストール)用に一つにパッケージするためのファイル形式の一つ。Windows Installerが標準で利用する形式で、標準のファイル拡張子は「.msi」。MSIファイルはWindows Installerなどのインストーラが内容を読み込んで、格納されたソフトウェアをそのコンピュータに導入し、起動できる状態にする。
Windowsの標準設定では、MSIファイルをダブルクリックするなどして起動を指示すると、関連付けられたWindows Installerが起動して対話形式の案内画面(ウィザード)が表示される。
MSIファイルの内部にはソフトウェアの本体である実行ファイル(EXEファイルなど)やライブラリ(DLL)などのプログラムファイル群のほか、プログラムが実行時に使用するデータなどのリソースファイル、導入時に変更するレジストリの情報、システムの設定情報などが収められている。
(2020.4.7更新)