ORACLE MASTER 【オラクルマスター】
概要
ORACLE MASTER(オラクルマスター)とは、米オラクル(Oracle)社のデータベース管理システム「Oracle Database」の操作や管理、運用についての知識や技能を認定する資格。日本オラクルが運営する国内資格である。データベース管理者(DBA)としての能力を認定するもので、初級から順にORACLE MASTER Bronze(ブロンズ)、Silver(シルバー)、Gold(ゴールド)、Platinum(プラチナ)の4段階に分かれ、これとは別に特定の専門領域の知識を認定するORACLE MASTER Expert(エキスパート)諸資格が設けられている。
認定は「ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c」といった形でOracle Databaseの各バージョン(9i/10g/11g/12cなど)ごとに行われ、旧バージョンの資格保持者は特別に用意された移行試験に合格すれば新バージョンの同等の資格を取得できる。
当初は日本オラクル主催の国内でのみ通用する資格だったが、2003年の制度改定によりOracle本社主催の「Oracle Certification Program」と連携するようになり、試験も共通となった。日本語で受験すればORACLE MASTERが、英語で受験すれば「Oracle Certification」の対応資格が与えられる。
ORACLE MASTER Silverは「Oracle Certified Associate」に、Goldは「Oracle Certified Professional」に、Platinumは「Oracle Certified Master」に、Expertは「Oracle Certified Expert」に、それぞれ該当するとみなされる。国内で受験すれば対応する海外資格が同時に与えられる。
(2018.11.28更新)