読み方 : シーティーエー

CTA【Call To Action】コールトゥアクション

概要

CTAとは、Webサイトの訪問者に利用者登録や資料請求、製品購入などの具体的な行動を促す施策のこと。また、そのためにWebページ上に設置されたボタンやリンク、バナーなどの表示要素そのものを指すこともある。
CTAのイメージ画像

ECサイトやネットサービスの運営においては、訪問者をいかに顧客や見込み顧客へと転換するかが重視される。CTAはその転換を促す導線として機能し、訪問者が次の段階へ進めるよう、行動の入口となる表示要素をページ上に配置する施策全般を指す。

CTAが促す行動としては、利用者登録、資料請求、問い合わせ、メールマガジン購読、製品購入、アプリのダウンロードなどがある。表示要素の形態としては、「会員登録はこちら」「資料をダウンロードする」「今すぐ購入」といった文言を記したボタンや画像、バナーが代表的であり、フリーダイヤルの電話番号なども含まれる。近年では、スマートフォンからタップ操作で発信できる電話番号の案内や、チャット問い合わせを開始するボタンなども用いられる。

CTAの設計では、表示位置や文言、視覚的な目立ちやすさが重視される。訪問者が離脱する前に行動へ誘導できるよう、ページのファーストビューや主要コンテンツの直後など、目に留まりやすい位置に配置されることが多い。表示要素の色やサイズ、周囲の余白なども転換率(コンバージョン率)に影響するとされ、複数のパターンを比較する「A/Bテスト」などを通じて継続的に改善する手法が用いられる。

検索エンジンSNSを経由して訪問する利用者は、必ずしもトップページから閲覧を始めるとは限らず、個別の記事ページや製品紹介ページが最初の閲覧ページとなる場合も多い。そのため、どのページへアクセスしても運営側が意図する行動へ誘導できるよう、各ページにCTAを適切に配置しておく必要がある。また、訪問者の閲覧履歴や属性に応じて表示内容を動的に変化させ、関心に適合した行動を促す手法も普及している。

(2026.6.12更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。