マッシュアップ 【mashup】

概要

マッシュアップ(mashup)とは、音楽において複数の曲を重ねて再生し一つの楽曲に仕立てる制作手法。転じて、ITの分野では複数のWebサービスソフトウェアデータベースなどを組み合わせて新しいシステムを作り出す手法を指す。

Web上で何らかのサービスを提供する事業者の中には、一定の利用規約や料金に基づいて、外部のサービスソフトウェアからデータや機能を呼び出して使用できるWeb APIを提供・公開している場合がある。これを利用して様々な機能やデータを繋ぎ合わせ、独自の新たなサービスを生み出す手法をマッシュアップという。

例えば、オンライン地図サービスと飲食店のデータベースを組み合わせ、利用者スマートフォンなどで現在地周辺の飲食店を検索すると、地図上に重ね合わせて各店舗の情報が現れるといったサービスが提供されている。

(2018.12.20更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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