マッシュアップ 【mashup】

概要

マッシュアップとは、音楽において複数の曲を重ねて再生し一つの楽曲に仕立てる制作手法。転じて、ITの分野では複数のWebサービスやソフトウェア、データベースなどを組み合わせて新しいシステムを作り出す手法を指す。
マッシュアップのイメージ画像

Web上で何らかのサービスを提供する事業者の中には、一定の利用規約や料金に基づいて、外部のサービスやソフトウェアからデータや機能を呼び出して使用できるWeb APIを提供・公開している場合がある。これを利用して様々な機能やデータを繋ぎ合わせ、独自の新たなサービスを生み出す手法をマッシュアップという。

例えば、オンライン地図サービスと飲食店のデータベースを組み合わせ、利用者がスマートフォンなどで現在地周辺の飲食店を検索すると、地図上に重ね合わせて各店舗の情報が現れるといったサービスが提供されている。

(2018.12.20更新)

他の用語辞典による「マッシュアップ」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「マッシュアップ」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令4 問61】 大学のキャンパス案内のWebページ内に他のWebサービスが提供する地図情報を組み込んで表示するなど、公開されているWebページやWebサービスを組み合わせて一つの新しいコンテンツを作成する手法を何と呼ぶか。

▼ 基本情報技術者試験
令6修6 問38】 マッシュアップの説明はどれか。
令6公 問5】 複数のWebサービスの入出力処理を連結させて新たなサービスを提供する,“ロジックマッシュアップ” の例はどれか。
令5修7 問38】 マッシュアップの説明はどれか。
令3修12 問50】 マッシュアップを利用してWebコンテンツを表示する例として,最も適切なものはどれか。
令2修6 問50】 マッシュアップに該当するものはどれか。