マッシュアップ 【mashup】
概要
マッシュアップ(mashup)とは、音楽において複数の曲を重ねて再生し一つの楽曲に仕立てる制作手法。転じて、ITの分野では複数のWebサービスやソフトウェア、データベースなどを組み合わせて新しいシステムを作り出す手法を指す。Web上で何らかのサービスを提供する事業者の中には、一定の利用規約や料金に基づいて、外部のサービスやソフトウェアからデータや機能を呼び出して使用できるWeb APIを提供・公開している場合がある。これを利用して様々な機能やデータを繋ぎ合わせ、独自の新たなサービスを生み出す手法をマッシュアップという。
例えば、オンライン地図サービスと飲食店のデータベースを組み合わせ、利用者がスマートフォンなどで現在地周辺の飲食店を検索すると、地図上に重ね合わせて各店舗の情報が現れるといったサービスが提供されている。
(2018.12.20更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
- ウィキペディア 「マッシュアップ」
- 日経 xTECH Networkキーワード 「マッシュアップ」
- 日経 xTECH NE用語 「マッシュアップ (Mashup)」
- ITmedia エンタープライズ 情報システム用語事典 「マッシュアップ」
- 日本インタラクティブ広告協会 インターネット広告基礎用語集 「マッシュアップ」
- J-marketing.net マーケティング用語集 「マッシュアップ」
- PROMOPEDIA 用語解説 「マッシュアップ」
- TechTerms.com (英語) 「Mashup」
- Computer Hope (英語) 「Mashup」
- PC.net Computer Glossary (英語) 「Mashup」
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 日本女子大学国語国文学会「国文目白」50号「公立図書館サービスと情報通信技術の適用」(PDFファイル)にて引用 (2011年2月)