ジャック 【jack】

概要

ジャック(jack)とは、コネクタの形状の一種で、対応する形状のプラグを差し込んで固定するためのもの。凹型(メス型)の形状であることが多いが、凸型(オス型)のこともある。

装置間やケーブルと装置の間を接続する小型の器具で、内部の電気配線に繋がる金属端子を特定の形状のプラスチックのカバーなどで固定した構造になっている。対応する形状のコネクタを差し込むと、対応する位置にある金属接点が接触し、通電して電力や信号を伝送できるようになる。

ジャックに差し込むケーブル側のコネクタを「プラグ」(plug)という。ジャックは機器の筐体やパネル、壁面などに設けられることが多いが、延長ケーブルや変換ケーブルのコネクタがジャックになっており、対応するケーブルのプラグを差し込んで連結できるようになっている場合もある。

プラグの形状が突き出した凸型(オス型)、ジャックの形状が窪みや穴の凹型(メス型)となっていることが多いが、常にそうとは限らず凸型のジャックも存在する。パネルや壁面などの受け口は「レセプタクル」(receptacle)とも呼ばれ、電源プラグを差し込む受け口は「コンセント」(和製英語)とも呼ばれる。

(2024.9.2更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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