コメントスパム 【comment spam】 スパムコメント

概要

コメントスパム(comment spam)とは、ブログなどのWebページに設けられたコメント欄に、本文の内容と関連のない宣伝を無差別に大量に投稿すること。また、そのように自動的に書き込まれた、コメントに偽装した宣伝文句。

ブログやニュースサイト、SNSなどには、掲載された記事ページの下部などに誰でも投稿できるコメント欄が設けられていることがある。来訪者が記事の感想や意見などを書き込むために設けられたものだが、これを悪用して無関係な宣伝のために使う業者などがいる。サイト利用規約などで禁じられていることが多いが、お構いなしにゲリラ的にわれるため良識に頼って未然に防止することは難しい。

こうした業者は様々なサイトやページをソフトウェアで次々に巡回(クロール)し、自らの宣伝したい文言を自動的に投稿する手法を用いることが多い。これを避けるため、広告に多用される特定の文字パターンの含まれる投稿を拒否したり、CAPTCHAなど記入者が人間であることを確認するツールなどを用いてプログラムによる自動投稿ができないようにしているサイトもある。

(2018.11.23更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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