AC.JPドメイン

右から2番目のセカンドレベルドメイン（SLD）が組織の属性を表す「属性型JPドメイン名」の一つで、「AC」は “academic” （大学の、学術的な）の略。株式会社日本レジストリサービス（JPRS）が登録受付や管理を行っている。

日本国内に所在する教育機関のうち、ED.JPドメインの登録資格に該当する学校（小中高校など）以外が対象で、大学、短期大学、大学校、短期大学校、高等専門学校、専門学校、大学共同利用機関、学位授与機構、障害者職業能力開発校、職業能力開発促進センター、職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校などが対象となる。また、専修学校や各種学校のうち、主に18歳以上を対象とするものが含まれる（18歳未満はED.JPドメイン）。

学校教育法や他の法律で学校として規定されている（あるいは学校法人等として登記されている）ことが必要で、成人を対象とした研修機関や私塾のような形態の教育機関（セミナー、サロン、政治塾など）、企業運営の英会話学校などは対象外となる。

また、日本国内に登記された法人のうち、学校法人、国立大学法人、公立大学法人、大学共同利用機関法人、職業訓練法人もAC.JPドメインを取得できる。学校法人のうち、主に18歳未満を対象とする学校（これ自体はED.JPドメインの対象）を複数設置している法人は、ED.JPとAC.JPのどちらかを選択することができる。また、独立行政法人である大学校はAC.JP、OR.JP、GO.JPのいずれか一つを選択することができる。

AC.JPドメインは他の属性型JPドメイン名と同じく一組織一ドメインが原則だが、企業向けのCO.JPなどと異なり「組織」は法人格とは必ずしも一致せず、学校法人と傘下の学校がそれぞれ別のAC.JPドメインを登録することができる。

一般に大学など高等教育機関向けの印象が強いが、例えば幼稚園を一つだけ運営する学校法人が法人としてドメインを取得する場合はAC.JPドメインとなる（園として取得する場合はED.JP）。

他の属性型JPドメイン名

関連用語

.comドメイン

【ドットコム】

gTLD

【generic Top Level Domain】

ICANN

【Internet Corporation for Assigned Names and Numbers】

IPアドレス

【Internet Protocol Address】

JPNIC

【Japan Network Information Center】

セカンドレベルドメイン

【SLD】

Webサイト

【website】

インターネット

【Internet】

サーバ

【server】

レジストリ

【registry】

IDN

【Internationalized Domain Name】

JPRS

【Japan Registry Service】

ネットワーク

【network】

ED.JPドメイン

NE.JPドメイン

OR.JPドメイン

GO.JPドメイン

CO.JPドメイン

WHOIS

サイト

【site】