JPRS 【Japan Registry Service】 日本レジストリサービス
概要
JPRS(Japan Registry Service)とは、日本に割り当てられたドメイン名「.jp」(JPドメイン)の登録・管理業務を行う企業。JPドメインの登録データベースの管理を行う唯一のレジストリ事業者で、JPドメインの情報を管理する権威DNSサーバの運用も行なっている。一般からのドメイン名の登録受け付けを行う指定事業者(レジストラ)から登録申請を受け、ドメイン名の登録や削除、登録内容の変更などを行う。JPRS自身も「JPDirect」のサービス名でレジストラとして登録受付業務を行っており、gTLD(汎用トップレベルドメイン)の取り次ぎサービスやSSL/TLSのサーバ証明書の発行なども行っている。
2000年12月に、それまでJPドメイン名の管理を担っていた社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)などの出資により設立された。当初は汎用JPドメイン名のレジストリ業務のみを行っていたが、2002年4月に属性型ドメインなどすべてのJPドメインの運用業務がJPNICからJPRSに移管された。
(2023.9.9更新)