mixi 【ミクシィ】

概要

mixi(ミクシィ)とは、国内SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の草分けの一つで、一時は国内最大となったサービス。また、これを運営する同名の企業(株式会社ミクシィ)。2004年3月に開始され、会員数は2005年8月に100万人、2006年7月に500万人、2007年5月に1000万人と急増し、FacebookTwitterが普及する以前の日本で最大のSNSとなった。

mixiは参加者からの招待がないと加入できないサービスで、加入自体は無料。フォトアルバムやアンケート、日記にHTMLタグを使うといった拡張機能が利用可能になる300円の有料オプション「mixiプレミアム」もある。

自らのプロフィールを登録すると参加でき、ブラウザだけで利用できる日記機能や、参加者間でメールが送受信できるメッセージ機能、テーマに沿って参加者が集まるコミュニティ機能などがある。コミュニティは参加者が自由に設立することができ、掲示板を作ったりイベントを企画したりできる。

mixiには親しい友人・知人を登録する「マイミクシィ」(マイミク)と呼ばれる機能があり、ここに登録するとお互いのプロフィール画面に相手がマイミクであることが表示されるほか、相手を紹介する文章を相手のページに掲載することができ、相手の日記の新着書き込みなどが自分のページに表示されるようになる。

「mixi」の名称の由来は、公式見解によると「mix」(混ぜる、交流する)と「i」(人)の造語。株式会社ミクシィはもともと株式会社イー・マーキュリーという社名だったが、mixiが事業の柱に育ち、同社サービスの中でも群を抜いて知名度が高くなったことから、2006年2月にミクシィに改名した。

マイミク (my mixi/マイミクシィ)

mixiで他の会員と相互に「友人」関係の登録をうことをマイミクシィ、略してマイミクという。また、そのように友人関係として登録された会員のことを指すこともある。

マイミクシィとして登録された利用者は、自身のトップページで「マイミクシィ一覧」として一覧表示され、他の利用者に公開される。マイミクシィ一覧を見れば誰と誰が友人関係にあるか知ることができる。

また、mixiでは日記の公開範囲を「一般に公開」「友人まで公開」「友人の友人まで公開」の3種類から選択することができるが、この「友人」とはマイミクシィ登録している利用者のことである。自分のトップページにはマイミクシィの日記の最新記事や、自分がコメントした日記記事の一覧が表示され、常に友人の近況を把握することができる。

マイミクシィになるには相手に申請のメッセージを送り、相手が承認すると結ばれる。自分をmixiに招待した利用者、自分が招待した利用者は自動的にマイミクシィに登録され、招待から3ヶ月間は外すことができない。マイミクシィは最低1人以上必要で、最大で1000人まで登録できる。相手に解除されるなどして一定期間以上「マイミク0」の状態が続くと、アカウントが剥奪される。

(2017.11.17更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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