既読通知
利用者が一対一でメッセージを交わすアプリやサービスで用いられる機能で、自分の発言が相手の画面に表示されると、発言の脇にそのことを示す表示が現れる。システム上、画面に現れたかどうかを機械的に判定したものであり、相手が内容を読んだかどうかについては保証されない。
既読表示機能を持つサービスでは、利用者側の設定で既読を通知するか否かを選択することはできないようになっているのが一般的で、メッセージを表示すれば強制的に相手方に通知が行われる。外部との接続が切れているなど技術的な事情や理由により通知が遅れたり行われない場合はある。
グループチャットなど同じ場で複数の参加者が発言するシステムでは、既読を通知する仕組みは提供されないか、既読の人数を表示する仕組みになっていることが多い。
既読スルー/既読無視
SNSやメッセンジャーなどで相手からのメッセージを読みながら返信などの応答を行わないことを俗に「既読スルー」「既読無視」などということがある。
明確に返答を要求する内容に対して応答がないことを「既読無視」、挨拶や日常会話など一般的に応答が期待される状況で何も反応が無いことを「既読スルー」として区別する場合もある。
スマートフォンでLINEが爆発的に普及した2012~13年頃に、LINEの表示上は既読になっているのに返信が無いことを指してこのように呼ぶようになったと言われている。一方、会話画面を開きすらせず未読状態のまま放置している状態は「未読無視」「未読スルー」という場合がある。
(2020.11.15更新)