リモートワイプ【remote wipe】遠隔消去

紛失や盗難などにより意図せず端末が手元を離れてしまった際に利用される機能で、端末に記録された個人情報や機密データなどが外部に漏洩するのを防ぐために行なう。端末内のデータは消去され、設定などは工場出荷時の状態に初期化される。
端末にはあらかじめパスワードなどを設定しておき、移動体データ通信(携帯電話網)を通じてパスワードを送信して指示を発行、中身を完全に消去する。外部との通信が有効な間のみ利用でき、電池切れなどで停止したり、端末を拾得したり盗んだ者が外部との通信を遮断してしまうと遠隔から消去することはできない。
一方、利用者認証やロック解除などを一定回数間違えると自動的に端末が初期化され、内部のデータなどが消去される機能は「ローカルワイプ」(local wipe)という。盗難時などに攻撃者が総当たりで何度も認証を繰り返してロック解除を試みることを防ぐために設定される。