ファーストビュー 【アバブ・ザ・フォールド】 ATF / Above The Fold

概要

ファーストビュー(アバブ・ザ・フォールド)とは、Webページが画面に表示された際に、最初に画面内に表示された領域のこと。スクロールなどの操作をしなくても見ることができる範囲で、最も重要な内容を配置するべきとされる。

一般的にはページの上端から数百ピクセルの領域のことで、どの範囲までファーストビューに表示されるかは個々の閲覧者の画面の大きさやWebブラウザウインドウの大きさなどにより異なる。横幅固定のデザインでは環境によっては右側が途切れることがある。

制作側でファーストビューについて議論する際には、実際の閲覧者の表示サイズから平均サイズを求めたり、広い方から一定の割合(例えば80%)の閲覧者でファーストビューとなるサイズを求めたりすることが多い。Web広告の配信事業者の中には、掲載サイトに対し、ファーストビューの中に一定の数の広告を盛り込むことを要求しているところもある。

ファーストビューという呼称は和製英語(英熟語の “at first view” は「一見して」の意)で、英語圏ではこの領域のことを「折り目の上」を意味する “above the fold” (アバブ・ザ・フォールド)という。

(2020.5.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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