読み方 : オーガニックけんさく

オーガニック検索【organic search】自然検索

オーガニック検索とは?

検索エンジンの検索結果ページ(SERP)に表示されるリストのうち、広告枠ではなく純粋にWeb上を検索した結果のこと。検索エンジンが独自のアルゴリズムに基づいてWebサイトの関連性や信頼性を評価し、利用者の検索意図に最も適していると判断した順番で並べられたものである。
オーガニック検索のイメージ画像

利用者が検索窓にキーワードを入力して検索を実行すると、検索結果画面の上部や下部には広告費を支払って表示させるリスティング広告が並ぶことが多い。オーガニック検索は広告枠を除いた本来の検索結果であり、金銭的な対価によって掲載順位を直接的に購入することはできない。

検索エンジンは、クローラによる収集、インデックス化、ランキング処理を経て検索結果を生成する。オーガニック検索の順位は、ページ内容の関連性、被リンク、更新頻度、表示速度、モバイル対応など多様な要素を総合的に評価して決定される。これらの評価基準は検索エンジンごとに異なり、また継続的に更新されるため、順位は固定されず時間の経過とともに変動する。

広告検索では入札額や広告品質によって掲載位置が決まるのに対し、オーガニック検索は金銭的な支払いの有無とは無関係に表示される。検索結果の上位に表示されるには、検索意図に沿った情報提供やサイト構造の最適化が求められる。このような自然検索からの流入を増やす取り組みは「検索エンジン最適化」(SEO:Search Engine Optimization)と呼ばれ、コンテンツ改善や内部リンク設計の見直しなどが行われる。

Webサイトのアクセス解析では、オーガニック検索は参照元の分類の一つとして扱われる。解析ツールでは検索エンジンから広告を介さずに訪問した閲覧者がこの区分に計上され、広告経由の流入、URL直接入力、SNSの投稿経由、一般のWebサイトからのリンク経由の流入と区別される。流入キーワードやランディングページの傾向を分析することで、閲覧者がどのような検索語句から訪問しているかを把握でき、コンテンツ改善や情報設計の検討材料として利用される。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。