LMS 【Learning Management System】 学習管理システム

概要

LMS(Learning Management System)とは、教育機関や企業研修などで受講生の学習管理をうための情報システム。授業の登録や受講状況の管理、電子的な学習教材の配布、成績や受講履歴の記録などをうことができる。

管理者や教員・講師は授業やコースを設定し、受講生の履修登録を受け付け、教材の登録や配信、テストなどの採点や成績の管理をう。大学などで講義形式の授業の場合は、出欠管理、連絡や質問の受付、オンデマンド配信、ディスカッションなど機能を利用する場合もある。

受講生は履修登録をい、講義の受講、教材や資料の閲覧、課題やレポートの提出、小テストや修了テストの受験などをうことができる。大学などで授業自体が対面の場合は、これらのうちのいくつかの機能を補助的に使用する。

LMS製品は企業研修向けや学校向け、大学向け、eラーニング用など、対象や用途によって機能や得意分野が異なる。オープンソースの「Moodle」がよく知られるが、国内外の企業が様々な製品を開発・販売している。ロイロの「ロイロノート・スクール」や米グーグルGoogle)社の「Google Classroom」のようにクラウドサービスSaaS)として提供される製品も多い。

(2023.9.23更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる