内部リンク 【internal link】
概要
内部リンク(internal link)とは、Webサイトを構成するページ間を結ぶリンクのこと。リンク元もリンク先も同一サイト内のページであるようなリンクのことで、メニューやナビゲーション、パンくずリストなどの形でページ上に設置されることが多い。内部リンクの設計やデザインは閲覧者にとってのサイトの見通しの良さや使い勝手を左右する大きな要因となる。規模の大きなサイトではページ相互にリンクし合うほかに、サイト内のすべてのコーナーやページを一覧できるリンク集である「サイトマップ」と呼ばれるページを設置する場合もある。
多くの検索エンジンはサイト内のページの発見に内部リンクを用いるほか、ページ間のリンク構造や、リンクが設定されている文字列などを解析して、各ページのテーマやトピックの把握、重要度の判断などに利用している。
一方、サイト内のページから別のサイトへのリンクを「発リンク」「アウトバウンドリンク」(outbound link)などと呼び、また、別のサイトから自サイトのページヘのリンクを「被リンク」「バックリンク」(backlink)「インバウンドリンク」(inbound link)などと呼ぶ。
「外部リンク」という用語もあるが、これは文脈により発リンク、被リンクのいずれか一方のみを指すことが多く、(内部リンクの対義語として)両者の総称を意味することは稀である。
(2020.5.15更新)