内部リンク 【internal link】

概要

内部リンク(internal link)とは、Webサイトを構成するページ間を結ぶリンクのこと。リンク元もリンク先も同一サイト内のページであるようなリンクのことで、メニューやナビゲーションパンくずリストなどの形でページ上に設置されることが多い。

内部リンクの設計やデザインは閲覧者にとってのサイトの見通しの良さや使い勝手を左右する大きな要因となる。規模の大きなサイトではページ相互にリンクし合うほかに、サイト内のすべてのコーナーやページを一覧できるリンク集である「サイトマップ」と呼ばれるページを設置する場合もある。

多くの検索エンジンサイト内のページの発見に内部リンクを用いるほか、ページ間のリンク構造や、リンクが設定されている文字列などを解析して、各ページのテーマやトピックの把握、重要度の判断などに利用している。

一方、サイト内のページから別のサイトへのリンクを「発リンク」「アウトバウンドリンク」(outbound link)などと呼び、また、別のサイトから自サイトのページヘのリンクを「被リンク」「バックリンク」(backlink)「インバウンドリンク」(inbound link)などと呼ぶ。

外部リンク」という用語もあるが、これは文脈により発リンク被リンクのいずれか一方のみを指すことが多く、(内部リンクの対義語として)両者の総称を意味することは稀である。

(2020.5.15更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる