バケット【bucket】
Amazon S3のバケット
米アマゾンドットコム(Amazon.com)社のクラウドサービス、Amazon Web Services(AWS)では、クラウドストレージの「Amazon S3」においてバケットがオブジェクト保存の基本単位として機能する。バケット名はグローバルに一意である必要があり、リージョンを指定して作成する。バケット内にはファイルに相当するオブジェクトが配置され、アクセス制御、履歴管理(バージョニング)、ライフサイクル管理などの設定をバケット単位で行う。
Goole Cloud Storageのバケット
米グーグル(Google)社のクラウドサービス、Google Cloud Platform(GCP)では、クラウドストレージの「Cloud Storage」においてバケットがオブジェクト保存の基本単位となる。S3と同じくバケット名はグローバルに一意である必要があるが、配置については単一リージョン、デュアルリージョン、マルチリージョンなど複数の方式から選択できる。アクセス管理にはIAM(Identity and Access Management)やACL(Access Control List)を利用できる。
(2025.11.28更新)
