オールインワンパソコン 【all-in-one PC】 液晶一体型パソコン / ディスプレイ一体型パソコン
概要
オールインワンパソコン(all-in-one PC)とは、パソコン本体とディスプレイ装置が一体化した筐体となっており、キーボードやマウス、OSや基本的なアプリケーションソフトなどが同梱されている製品のこと。必要なものがすべて入っており買ってすぐ使えるという意味でこのように呼ばれる。CRTディスプレイが一般的だった頃は、ディスプレイ筐体を一回り、あるいは下部などに広げてコンピュータの基板や記憶装置などを収めた形態だったが、現在では液晶ディスプレイが一般的になったため、奥行きに厚みを持たせたりスタンド部分を大きめに作ることでコンピュータ本体部分を収納している。
デスクトップ型やタワー型のパソコンにディスプレイを合わせる場合と比較して見た目がすっきりしていて設置面積が少なくて済むが、価格は必ずしも割安なわけではない。筐体形状が特殊なため拡張性が乏しい場合が多く、故障や買い替えなどの際に本体とディスプレイを分離できないというデメリットもある。
(2018.4.19更新)