読み方 : エスエスティーピー
SSTP【Secure Socket Tunneling Protocol】
SSTPとは?

通信はHTTPSと同じSSL/TLSで暗号化され、サーバ認証にはデジタル証明書が用いられる。確立されたSSL/TLSセッションの上にPPP(Point-to-Point Protocol)によるデータリンク層の接続を重ね、PPPフレームに乗せてIPなど各種通信を行う仕組みである。クライアント認証はPPPの接続確立時にEAPなどのプロトコルで行われる。
443番ポートは一般的なWebアクセスに不可欠であることから、多くのファイアウォールやプロキシで通過が許可されている。「PPTP」や「L2TP/IPsec」などの方式では専用ポートを必要とするため、ネットワーク境界でブロックされてしまうことが多いが、SSTPなら通信を通過させられる場合が多い。
Windowsには「ルーティングとリモートアクセスサービス」(RRAS:Routing and Remote Access Service)の一部としてシステムに組み込まれており、追加ソフトウェアなしにVPN接続を利用できる。Windows Vista SP1およびWindows Server 2008以降で標準対応している。仕様は公開されており、一部のLinuxディストリビューションやVPNゲートウェイ製品でも利用できる。オープンソース実装としてはSoftEther VPNなどが対応している。