ビルトイン【built-in】
ビルトインとは?
内蔵(の)、組み込み(の)、作り付け(の)、生来の、固有の、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ある機器やサービス、ソフトウェアの構成要素や機能などのうち、後から追加された(あるいは、追加できる)のではなく、最初から内部に一体として組み込まれている状態を指す。

例えば、プログラミング言語などの仕様にあらかじめ用意され、標準で使用できる関数を「ビルトイン関数」、言語仕様の一部として定義されているデータ型を「ビルトインデータ型」という。これらは外部のライブラリやモジュールなどを追加しなくても標準で利用でき、様々なプログラムで共通して必要になる基本的な機能を提供する。
オペレーティングシステム(OS)では、導入(インストール)時に最初から用意されている利用者アカウントを「ビルトインアカウント」と呼ぶことがある。OSの種類によるが、管理者アカウントやシステムアカウント、ゲストアカウントなど、様々な環境でも共通して利用されるアカウントが用意される。パスワードなど必要な設定は初回起動時に行われる。Windowsでは管理者用の「Administrator」、ゲスト用の「Guest」、システム用の「System」などが該当する。
IT以外の分野では、主に建築の分野で、冷蔵庫やオーブンを壁や収納スペースに埋め込んだ「ビルトイン家電」がよく知られる。キッチンにビルトインされたIHコンロや食器洗い機は、設置スペースを節約しながら統一感のある外観を実現する。製品と空間が一体化して設計されるため、後付けの機器よりも安全性や耐久性が高いとされることも多い。