コミュニケーション図【communication diagram】コラボレーション図/collaboration diagram

図上にオブジェクトを配置し、処理を進める際にオブジェクト間で送受信されるメッセージを番号付きで記述する。番号はメッセージの送信順序を表し、一つの処理を行うためにどの順番でメッセージがやり取りされるかを把握できる。
オブジェクトは箱で表され、内部に名前を記述する。オブジェクト間の線は連携する関係を表す。メッセージは矢印で表し、番号と簡潔な内容を記述する。番号は「1」「2」「3」のように送信順を表すが、副処理がある場合は「2.1」「2.2」「2.3」のように桁を増やして順序を階層的に示すことができる。
時間軸に沿って振る舞いを示す「シーケンス図」と目的が近いが、時間軸ではなくオブジェクト間の結び付きとメッセージの流れを示すために作図される。複数のオブジェクトが協調して機能を実現する仕組みを視覚的に整理でき、システムの構造と振る舞いの関係を同時に理解しやすくなる。初期のUML規格では「コラボレーション図」と呼ばれていたが、UML 2.0で「コミュニケーション図」に改称された。
(2025.11.30更新)
「コミュニケーション図」の関連用語
資格試験などの「コミュニケーション図」の出題履歴
▼ 基本情報技術者試験
【平30秋 問46】 UML 2.0のシーケンス図とコミュニケーション図のどちらにも表現されるものはどれか。