localStorage

概要

localStorageとは、Webサーバ側からの制御によりWebブラウザなどのWebクライアントデータを保存する仕組みの一つ。「Web Storage」規格で定められたAPIの一つで、データを永続的に保存することができる。

Webページで取り扱うデータWebブラウザの動作しているコンピュータ記憶装置に永続的に保存する仕組みで、ページ上で動作しているJavaScriptプログラムから規定のAPIを通じてデータの保存や取り出しなどの操作をうことができる。

Webブラウザに従来からある、データを永続的に保存する仕様である「Cookie」(クッキー)に似た仕組みだが、保存できるデータ量が最大5MBCookieの4KBに比べ極めて大きく、保管期限を設けず永続的に保存できる、サーバ側へいつ送信するかをプログラム側で制御できるなどの違いがある。

Web Storage」と呼ばれる規格の一部として仕様が定義されおり、JavaScriptからwindow.localStorageプロパティおよびStorageオブジェクトを介して操作する。Web Storageにはもう一つのデータ保存メカニズムとして、一度のセッション(ページを開いてからブラウザタブウィンドウを閉じるまで)の間だけ有効な「sessionStorage」(セッションストレージ)も用意されている。

(2024.1.24更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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