バックライト 【backlight】 LEDバックライト

概要

バックライト(backlight)とは、コンピュータディスプレイ装置の表示面の背面・裏面に備え付けられた光源のこと。液晶ディスプレイなどで用いられる。

液晶など自らは発光しない素子を用いる表示装置で光源として用いるライトのことで、その光を遮ったり通したり、フィルタで一部の色だけ通したりすることで表示状態を制御する。ライトには電球や蛍光灯の一種である冷陰極管(CCFL)、LED発光ダイオード)などが用いられる。

ライトを画面の脇に置いて水平に光を発し、これを画面下に敷かれた導光板により面状に発光させる方式を「エッジライト方式」(サイドライト方式、導光板方式)と呼び、ライトを表示面の下に直接置く方式を「直下型」という。

LEDバックライト (LED backlight)

液晶テレビや液晶ディスプレイなどで、画面を背面から照らすバックライトに白色LED照明を用いたものをLEDバックライトという。

従来の蛍光管などを用いたものに比べ高コストだが、少ない消費電力で明るく照らすことができ、色の再現度も向上させることができる。LEDバックライトを採用したテレビを「LEDテレビ」と呼称しているメーカーもある。

(2017.12.22更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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