0o
数値について複数の異なる基数(n進数のn)による表記が可能な言語では、コードなどに記述された数字の並びが何進数であるのかを区別するために先頭や末尾に特別な英数字の組み合わせを付け加えることがある。
何を付け加えると何進数を表すかは言語仕様によって決まっており、いくつかの言語では先頭が「0o」という接頭辞(プレフィクス)から始まる数値表記は8進数を表すと規定されている。PythonやJavaScript(ECMAScript6以降)などがこの記法を採用している。
0oを8進数リテラルの接頭辞に採用している言語では、同様に、接頭辞「0x」(ゼロエックス)で16進数リテラル、接頭辞「0b」(ゼロビー)で2進数リテラルを表す。なお、C言語やC++言語、Java、JavaScript(ES5以前)では先頭が「0」で始まる数値が8進数リテラルと定められている。
(2023.5.20更新)