ハンディターミナル 【handheld terminal】 業務用携帯端末 / PDT / Portable Data Terminal

概要

ハンディターミナル(handheld terminal)とは、企業の業務などで用いる、片手持ちサイズの情報入出力端末。輸送業や小売業などで荷物や品物の管理、受発注や伝票発行などのためによく用いられる。業界によっては「ハンディ」と略されることもある。

入力装置として電話機くらいの数のボタンやバーコードスキャナなどを、出力装置として小型の液晶画面やラベルプリンタなどを備えた小型軽量のコンピュータ製品で、無線・有線の通信機能で同じ施設内の制御用コンピュータと連携して動作する。

小売店の売り場や飲食店のフロア、物流業における倉庫や配達先、屋外など据置型のコンピュータ端末が使えない場所で、注文の受付や伝票の発行、バーコード2次元コードの読み取り、物品の出入りの報告といった手続きや情報入出力うことができる。

近年ではスマートフォンのように全面が液晶画面となっておりほとんどの操作をタッチパネルう製品や、スマートフォンに入出力装置を装着して専用のアプリを導入してハンディターミナルとして利用するシステムなども見られる。

(2022.6.15更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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