テーブル 【table】 tbl

概要

テーブル(table)とは、卓、台、表などの意味を持つ英単語。一般の外来語としては洋風の脚の長い大きな卓のことを指すが、ITの分野では要素を縦横に碁盤目状に並べて整理した表の意味で使われることが多い。

文書作成ソフトWebページなどでは、内部が格子状に分かれた表のことをテーブルという。要素の垂直方向の集合をcolumnカラム)、水平方向の集合をrow)という。

上端のや左端のに項目名などを入れ、他の各項にはそれぞれが属するに該当する内容を書き入れる。一つの項目が複数行や複数列にまたがる場合には、これを連結して大きな項目にできる機能が提供されることもある。

プログラミングの分野でも、表のように複数の異なる要素間の対応関係を管理するためのデータ構造や格納領域をテーブルという。この場合は必ずしも2次元の格子状に整理された構造を指すとは限らない。

データベースのテーブル

リレーショナルデータベースRDB)ではデータの格納領域をテーブルという。内部はに分かれ、が要素の種類や形式を表しており、データの挿入や削除、編集は各列の要素を組み合わせた行単位でう。属性attribute)とも呼ばれ、は組(tuple)、レコードrecord)とも呼ばれる。

(2019.4.11更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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