CGM 【Consumer Generated Media】
概要
CGM(Consumer Generated Media)とは、インターネットを通じて利用者からの情報提供や投稿を集めて内容が形成されるWebサイトやネットサービスなどのこと。SNSやブログ、Q&Aサイト、口コミサイト、レシピ投稿サイト、グルメサイト、写真共有サイト、動画共有サイト、イラスト投稿サイト、ウィキ(Wiki)などが該当する。1990年代後半のWeb普及初期から電子掲示板(BBS)や個人運営の趣味的なWebサイトなどは存在したが、2000年代中頃になり、様々なテーマや形態で利用者の投稿を受け付け、主要なコンテンツとして提供するWebサイトが勃興した。これらを企業などから一方的に情報を配信する従来型のメディアと対比してCGMと総称する。
また、主要なコンテンツが企業などの制作・提供するものであっても、ページの一部に利用者から投稿された内容を表示する機能を備えたサイトも増え、CGMと合わせてUGC(User-Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)という。追加的なUGCとしてはニュース記事などのコメント欄、オンラインショップなどのレビュー(購入者による評価)などがある。
(2018.12.11更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 土木学会 土木情報利用技術論文集 vol.18「パークマネジメントにおける利用者体験情報共有システムの提案」(PDFファイル)にて参照 (2009年5月)
- 成城大学「常民文化」31巻「フラグを立てる : インターネットにおける偶有性と遡及=遂行的秩序」(PDFファイル)にて引用 (2008年3月)
- 独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)「ベンチャー・ビジネス最前線(101)」にて引用 (2007年1月)