2006.3.4更新

CPRM


読み方 シーピーアールエム
フルスペル Content Protection for Recordable Media
分野

セキュリティ > 権利保護


CPRMとは、DVDなどに採用されている、記録メディア向けの著作権保護技術の一つ。コンテンツのデジタルコピーをメディアに記録する際の一度だけ許容し、メディアから他の機器やメディアへのコピー(ダビング)を禁じる「コピーワンス」を実現する方式の一つ。

 CPRM対応メディアには1枚ごとに固有の「メディアID」と一定の生産枚数ごとに変更される「MKB」(Media Key Block)と呼ばれる情報が記録されている。メディアコンテンツを記録する際にはこの2つに加え録画機器の持つ「デバイスキー」を用いて暗号化を行ない、記録する。他のメディアコンテンツコピーすると暗号化されたデータ本体を記録することはできるが、メディアIDやMKBまではコピーできないため、復号時に暗号化に使用した鍵を生成することができず、再生することができない。

 かつてDVDで使われていたCSSは再生機器の鍵の管理がずさんなメーカーがあったため、すべての暗号を解除できるスクリプトが公開され大変な騒ぎになったが、CPRMではこれを防ぐための機構が用意されている。録画機器の持つデバイスキーが流出すると、新規に生産される記録メディアのMKBを変更して、そのデバイスキーを元に鍵を生成できないよう設定する。すでに生産され流通しているメディアMKBは変更できないが、新しいメディアでは流出したデバイスキーを持つ機器での記録や再生ができなくなるため、万能の暗号解除ソフトなどを作ることはできない。

 CPRM対応の録画用メディアとしては、DVD-RAMDVD-RWSDメモリーカードなどがある。2004年4月5日から、BS/地上デジタルテレビ放送に、原則「1回だけ録画可能」(コピーワンス)なコピー制御信号が加えられ、デジタル放送番組のデジタル録画をするためには、CPRMに対応しているレコーダーと録画用メディアが必要となった。「1回だけ録画可能」なデジタル放送をデジタル録画した場合、他のデジタル機器にはダビングできず、CPRM対応プレーヤーでなければ再生できない。


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20100210
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